令和4年度の主な活動
本日は、(一社)天草地域総合研究所の令和4年度定期総会が開催されました。会員22名のうち、参加者12名で委任状を含めて18名の御賛同を頂き、令和3年度の活動報告、決算報告、監査報告、並びに令和4年度の活動計画、予算案の承認を頂き、無事に終了いたしました。
今年度の主な活動は2つあります。1つは日本GNH学会の天草研修の共同開催行事と、もう1つは総研独自空家調査です。
1、日本GNH学会天草研修
天草市は、これまで15千軒に及ぶ市民幸福量調査を社会福祉協議会と共に実施してきました。調査の仕方は直接面談方式で、日本の自治体でも幸福量調査を実施しているところはありますが、ブータン王国と同じ戸別訪問調査をこれだけ大規模に実施しているのは、天草市だけです。
その天草市を、この度日本GNH学会が研修地として10月に来島することになりました。3日間の日程ですが、ブータン研究センターとリモートでつないでの講演や、GNH学会理事の研究発表、市民の幸福量を高めるための天草市独自の取り組みなどが主な内容ですが、これから具体的なプランが練り上げられます。
2、地域総研の空家調査
総研は、超高齢社会の独居老人問題の1つとして空家問題を解決するための調査を今年度数か所実施しますが、その中で、天草市社会福祉協議会が進めている「命のバトン」活動、それと天草群市医師会が進めている「わたしのノート」の啓発活動も同時に行います。これについては、『のさる新聞』第26号に「まさかの時に起こる困った出来事」という記事に掲載されいますが、その内容を動画にしたものがいかですので、ご参考にしてください。
記念講演「人に喜んでいただく幸せ」(荒木圭一氏)
令和4年度定期総会の終了後、記念講演として株式会社岳の代表取締役社長荒木圭一氏による幸せをテーマにしたお話をして頂きました。
歯科医院に行けない限界集落の独居老人のためにはじめた訪問医療活動から、ドローンスクールを開設して、防災活動の展開など、幅広い活動を展開している荒木氏ですが、その根底にあるのは、目の前にいる人の笑顔が見たいからで、そのための荒木氏は様々な勉強をしてきてこられました。
その一部の様子をここにアップしておきましたので、ご覧ください。
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