2月17日午後から、いよいよ本格的な下田南地区の空き家調査がはじまりました。
今回は、地区振興会長、副会長、区長、民生員と総研から建築士の大谷さんと石村さんがチームとなり、6軒を調査しました。
今回の調査は、廃校となった下田南小学校跡を、来年度から熊本学習支援センターが利活用して、不登校やひきこもりの子供の学習支援をするために、教員や家族の居住する家を確保するために、空き家を利活用する目的がありました。
今後は、地域の老人クラブ会員向けの空き家調査の説明会と併せて、「命のバトン」(天草市社会福祉協議会事業)、「私のノート」(天草郡市医師会事業)の講座を設けて、老々世帯や、独居老人のみまもりも実施したいと思います。
プロの一級建築士が建物の傷み具合を調査して空き家の所有者・管理者に報告することで、今後の空き家の利活用、維持管理、解体の選択肢も明確になるため、将来の空き家を防ぐことにつながります。今後も、地域の人たちが主体となってまちづくりを進めて頂けるように総研としてもお手伝いをしたいと思います。